乞食鯉釣り師の意地を見せる

福の鯉

2017年01月30日 19:29




ますます寒くなってきた。。。と言っても今週は3月の陽気で暖かくなるようだけど、先週末までは寒かったよな。

多少暖かくなろうが鯉の活性は変わらず、2月、3月に向けて水が更に減ってきている気がする。足元の岩場が随分水面に出てきているし、ウキ下を確認すると5~10cmは減ってしまっている。

このため、鯉もフナもみんな深場へと行ってしまうのだろう。


川岸をぶらぶら歩いて、水深の深そうな部分を探してみた。



枯れた草木が鬱蒼と生えている場所へも踏み込んでいき確認。
カラッカラになった草で、手で握りしめると簡単に朽ち欠けてしまう。それでも春になったら、緑の岸辺になってしまうんだよな。生命ってすごいね。


何とかベンチをおけるスペースがあり、水深も1m以上あるポイントだったので竿を出してみた。

もちろん延べ竿一竿のみ。
ライン、ハリス、針はダイソーだ。

ダイソーの伊勢尼9号の3号ラインは本当に使えるね。


パンでも釣れるだろうか。

周辺には釣り人は誰もいない。

投入してから随分時間がたった気がするけど、浮きは一向に微動だにしない。
すると、浮きが飛び跳ねるように上下し始めた。長い間あたりが来ないと、浮きが動いても目の錯覚だと思ってしまう。

ぼーっとしていた時に動いたので、ハッとしてすぐに合わせをくれた。


遅まきながらも合わせはヒット。

糸鳴りの音が乾ききったくさきに覆われた岸辺をつんざく。

すれていない鯉だったのだろう。大慌てで暴れまわっていた。




どっしりとした体格。
腹回りもたくましく、見ていてたら水槽で飼いたくなってきた。
もし、大学を卒業して就職して、お金を貯めて家を建てられる時が来たら…庭に鯉用の池なんて作ってみたい。

乞食鯉釣り師なのに、夢みたいなことを考えていた。


プアーフィッシング!LOVE!

関連記事